北アイルランド留学日記

2020年10月3日、コロナ禍のなかで渡航して、語学留学をした記録です。

ロンドンへ移動

 ついにベルファストの宿泊施設からの退去日。私が2ヶ月間過ごしていた部屋です。Elms BT2という、市街地のど真ん中にある、15階だてのビルの一室です。

 なんと最上階の15階の部屋に入れたので、したからの暖気があがってくるのか、全く寒くありませんでした。12月なかばまでいたのに、暖房をつけたのはなんと1回だけ。11月の初めは暑くて、寝る前に氷を食べていたくらいです。

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 ここはStudioタイプと呼ばれるワンルームタイプのお部屋でした。切望していた台所がついています。通常の新入生が入るBT9(Elms village)よりは、だいぶん独立性の高い部屋です。

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 ロックダウン中だったのもあり、私はほとんどこの部屋にこもって暮らしていました。食事も三食、ほぼ自炊でした。Wifiは大学の回線が十分に使えますし、テレビもあります。隣室から多少の物音はしますが、人の声などはなく、静かに生活できました。

 窓から見えるこの景色。晴れたり、雨が降ったり、霧がかかったり。毎日、眺めていました。

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 目の前に見えるEUROPAと書いてあるホテルは、長距離バスのターミナルとつながったホテルです。コロナのことがなければ、ここからどんどんアイルランド内の旅行にいけました。残念ながら、私は2回しか行けなかったです。本当に残念。でも、またきっとアイルランドには来ることでしょう。

 部屋を片付けて掃除をして、チェックアウト。空港に向かいます。ベルファスト ・シティ空港はカフェもお店もすべてクローズドで閑散としていました。それでもロンドン行きのブリティッシュ・エアウェイズは6-7割くらいは乗客がいました。機内では、ワゴンサービスはなかったですが、ペットボトルの水とポテトチップスが配られました。ちょっとしたことですが、うれしかったです。サービスに飢えてるんですね。

 それで、ロンドン・ヒースロー空港についたんですが、初めてターミナル5に飛ばされてしまいました。ターミナル2の近くのホテルへの行き方がわからず、空港でうろたえていると、インフォメーションの係りの人が丁寧に教えてくれました。鉄道で移動する元気はなかったので、タクシーを呼んでもらうと、なんとジャガーがお迎えに来ました。生まれて初めてジャガーに乗りました。タクシー代のもとはとれたと思います。

 無事にホテルに到着。明日は3時半に起きて、空港に向かいます。寝坊しないようにしなくては。