北アイルランド留学日記

2020年10月3日、コロナ禍のなかで渡航して、語学留学をした記録です。

チュートリアル(個人面談)

 アカデミックコースには、担任の先生(?)のようなメインの教員がいます。週に一度はその教員と面談をすることになっているのですが、今日が初回でした。5-15分くらいずつ、先生が時間をとって、一人ずつと面談をします。

 私は対面を希望したので、教室で距離を取りながらの面談でした。このコースの目指していることを聞かれて、それに合わせて先生が勉強方法をアドバイスしたり、学習進度を確認したりするようです。他の学生の英語が聞き取れているのかや、コミュニケーションの問題についても話し合います。

 私は担任の先生の英語はよく聞き取れるので*1、面談もそんなに緊張せず、いろいろと話せてよかったです。発音を褒められたのは嬉しかったな。何か問題があれば、いつでも個人的に相談していいとのこと。きちんと関係を作っていきながら、コースを修了するまでサポートする体制のようです。手厚いですねえ。

 今回、いただいた具体的なアドバイスは2つです。私は今後、フランス語圏に行く予定があるので「TEDのフランス語圏の人のトークを聞くこと」。先生のような、英語ネイティブにとって、フランス語圏の人の英語は、単語も文法も問題はないが、発音に癖があって聞き取れるのに難儀するとのこと。いまのうちに慣れておくほうが良いと言われました。

 もう1つは、「英語のリーディングのテストでだいたいの意味はわかるんだけど、肝心の設問で間違えます」と言うと「細かいところが読み取れてなかったり、質問者の意図が汲み取れてないということ。繰り返し問題を解いて練習するしかない」とのアドバイス。「そうですよね」という話でした。

 私は英語自体の苦手意識もありますが、なにより「聞かれた質問に答えられない」という劣等感があります。リスニングはもっと顕著。「きちんと聞き取らなければ」と思えば思うほど、どんどんわからなくなる。これは、語学学習者によくある話だと思いますが……。早道はないようなので、諦めて練習を積もうと思います。

*1:ゆっくり正確に易しい単語で話してくれるのです。さすがプロ