北アイルランド留学日記

2020年10月3日、コロナ禍のなかで渡航して、語学留学をした記録です。

スーパーマーケット探究

 私は基本的には食事は全て自炊しています。学校があるときには、お弁当*1も持って行っていました。その代わり、たまにレストランに入る時はコースを頼んで、ビールやワインを飲んで、心ゆくまで楽しむことにしています。

 さて、食材を買うスーパーですが、ここ2週間、試行錯誤をしてきました。アイルランドでよく見かけるのはSPARです。私はここはあんまり魅力を感じるものがなく、Centraのほうが好みにあっています。

 そしておなじみは、イギリスの最大手スーパーTESCOです。ここは日本で言うところのイオンです。自社製品が多く、Metroという大規模店や、Expressという小規模店もあります。野菜や肉なら、ここでまとめ買いするのが一番便利でしょう。クラスメイトも「今日はTESCOに行く」とわざわざ言っていました。

 ちょっとおいしいものを手に入れたいなら、M&Sの地下にある食料品売り場です。日本で言うところの、イカリや成城石井みたいなものです。割高ですが、外食するよりはずっと安い。レストランも閉まってしまったので、私はここで素敵なものをいろいろと仕入れいてきました。早速、パルマ産の生ハムを食べました。

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 日本だとレストランで出てくるくらいには美味しい生ハムです。後ろに写っているのは料理用の白ワイン*2です。これはあくまでも参考意見なのですが、安い白ワインにザクロジュースを混ぜて飲むと、とっても美味しいです。ヨーロッパは、ハムとチーズとパンを買ってきて、ワインを合わせるだけで、優雅な食卓になるところがとても良いと思います。 

 さて、今回は長期滞在なので、私は食材を求めて「植物園駅」のあたりまで足を伸ばしました。このあたりはネパールレストランやトルコ料理店がたくさんあるので、きっと食材店もあると目星をつけたのです。そうしたら、思った通り。「Spicy World」さんがありました。

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 しかし、これは入りづらい……。小さなお店だし、段ボール箱が入り口に積んであります。「おぅ」と戸惑っていると、次々と地元の人たちが入っていきます。中で話してるのはヒンドゥー語かな?後ろからきたおじさんに、「入らないの?」と聞かれて、思い切って中へ。

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 素晴らしい。京都のお店によくある、ウナギの寝床型の間取りで、奥に行けば行くほどたくさんの棚とスパイス! 嬉しくなってゆっくりと吟味して、簡単マサラセットやピクルス、お菓子などを買いました。

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 夜はインドカレーパーティー。写真はいまひとつわかりづらいと思いますが、バスマティライスを炊いて、少しずつお皿に移して食べています。ガラス瓶に入っているのが、青唐辛子のピクルス。

 実は私は、日本にいるときも、和食よりもインド料理が好きでカレーばっかり食べています。なので、イギリス領はインド・ネパール系のお店が多い*3のでとてもありがたいです。北アイルランドのインド料理情報は皆無だったのですが、やっぱり探せばありますね。

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 レトルトカレーも購入。不思議なことに、北アイルランドのスーパーマーケットでは、レトルトパウチのインドカレーを見かけません。イングランドではTESCOにも売っていたような記憶があったのですが……。なんにせよ、これでご飯を作る元気のない日は、レンジでチンすればカレーが食べられます。一安心。

*1:と言っても、ハムとサラダをタッパーに詰めただけの、簡素なものです。

*2:大学の宿泊施設は飲酒禁止なのです。だから、これは料理酒です。

*3:もちろん、植民地支配の歴史ゆえなのですが。