北アイルランド留学日記

2020年10月3日、コロナ禍のなかで渡航して、語学留学をした記録です。

キャッスル・クール(Castle Coole)

 翌日はエニスキレンの近くにあるナショナル・トラストのキャッスル・クールを散歩しました。秋晴れの朝の散歩です。

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 キャッスル・クールはいくつかルートがあったのですが、私は湖にいく道を選びました。静かな湖畔にベンチがあって、映画のワンシーンのようでした。

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 湖はひとけがなくて、一人でいるとちょっと寂しくなるくらいです。太陽が雲に隠れると、いんきな雰囲気すらして、タルコフスキーの『僕の村は戦場だった』の少年が湖入っていく場面を思い出してしまいました。でも実際には平和な湖で、家族連れも散歩しています。

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 前にも書きましたが、英国やアイルランドの散歩は、くまが出ないというのが一番ありがたいですね。私は日本でもぶらぶらと国立公園を歩くのが好きですが、「くまに注意」と書いてあると震え上がりますし、北海道でも「ヒグマ出没」の看板を見て何度も青ざめました。とはいっても、グレートブリテン島でクマを絶滅させたのは人間なので、それでいいのかという疑問もありますが、人旅の散歩好きには、実際問題助かる話です。*1

*1:なお、私はクマが嫌いなのではなく、むしろ好きで、知床に行ってガイドさんに連れられていったミニツアーで、一度野生のヒグマを見ました。遠くで泳いでました。でも遭遇はしたくありませんね。