北アイルランド留学日記

2020年10月3日、コロナ禍のなかで渡航して、語学留学をした記録です。

【持っていったもの】服装(外歩き用)

 短期留学で大変悩むのが「服装はどうしよう」です。もちろん、現地についてから買う手はありますが、ベルファストのような地方都市では思ったようなウェアが手に入るとは限りません。私は普段から旅行に使っているアウトドアウェアをある程度、持っていきました。アウトドアウェアのポイントは、「水濡れや汚れに強いこと」「持ち歩きのために軽量化されていること」「暑さ寒さが手早く調節できること」などです。そのぶん値段は上がるので、留学前に一気に買い揃えるのは難しいと思いますが、参考に書いておきます。

【アウター】防水のジャケット

 とにかくヨーロッパ、特に北アイルランドは、風が強く雨の降る日が多いです。霧雨のような細かい雨が体に吹き付けることもあるので、傘では間に合わないことも多いです。できればゴアテックスのジャケットがあったほうが良いです。私はエーグルの黒いジャケットを持っているので、それを持っていきました。↓は色と型は違いますがこんな感じのものです。

【靴】防水の靴

 同じく靴も防水が望ましいです。といっても、登山靴では大袈裟です。私はパラディウムのこのスニーカーを愛用しています。

  5年くらい履いていて、そろそろ買い換えようかと思っています。黒なのでタウン使用でも目立ちにくいですし、底がしっかりしているのでぬかるみでも歩けます。泥がついたら、マイクロファイバーのタオルを水に濡らして絞って拭くと、簡単に落ちます。

【ボトムス】撥水加工のパンツ

 できれば、パンツも撥水加工のものがあったほうが良いです。私はエーグルでスリムタイプの黒を買いました。ヨーロッパでは、「スリムパンツ+ジャケット+ストール」の組み合わせをしている人が多いので、ファッション的にも使いやすいです。

【インナー】ウールの肌着

 私はモンベルのスーパーメリノウールの上下を持って行っています。メリノウールの特性は保温性に優れていることと、汗を吸っても肌に残らないことです。ヒートテックなどの発熱性素材を愛用している人も多いですが、私は湿疹が出てしまうのと、汗冷えしてしまうので避けています。

【調節着】薄手のダウン

 習慣としてリュックには薄手のたためるダウンを入れています。休憩中に体が冷えたりするので、出してきて着ます。北アイルランドの10月-11月初旬の気候だと、歩いている時は必要ないです。

【靴下】ウールの靴下

  私はノースフェイスやモンベル のウールの靴下を持っていきました。足元の冷えを防ぐのと、ある程度、足のサポートをしてくれるので、散歩やハイキングに行くときには安心感があります。

【小物】ストール、手袋、帽子

 ヨーロッパで必須なのはストール。首回りを保温できますし、ちょっとしたお洒落には便利です。私はフランスで買ったモダールという素材*1のストールを持っていきましたが、裏表で緑と赤のリバーシブルになっているのが、予想以上に便利でした。

  手袋は散歩やハイキングに行くには持って行った方がいいと思います。素手だと植物の刺や虫でかぶられることもあります。私はこちらもモンベルで買いました。モンベルのいいところはじゃぶじゃぶと水洗いできることです。

 それから、ニット帽もあったほうがいいです。耳が冷えます。ただ、こうした小物はヨーロッパの方が可愛くて手頃なものがあるので、邪魔になりそうなら現地で購入してもいいかな、と思います。

 私はこのあたりを一揃い、持っていきました。防水、防風、保温のためにはこれくらいあると安心です。さらに寒くなると分厚いダウンのジャケットや、保温性の高いブーツが必要だと思いますが、北アイルランドだと11月初旬くらいまではそこまで冷えませんでした。(今後はわかりませんが……)

 もう少し若い人たちはデニムに薄手のジャケットでも平気そうなので、中年以降の寒がりの人向けのラインナップだとは思っておいてください。

*1:植物の繊維から作られたレーヨンの一種で、新素材だそうです。しわになりにくいことが特徴のようです。