北アイルランド留学日記

2020年10月3日、コロナ禍のなかで渡航して、語学留学をした記録です。

最後の週(試験期間)

 最後の一週間が始まりました。今週は学期末のテストが続きます。本当は金曜日からテスト開始だったのですが、オンラインのシステムのエラーでうまく受験できず、本部からの再受験の連絡を待っています。

 オンラインのシステムは、カメラで受験者を監視しつつ、ほかのウィンドウは開かせないという仕様になっているようですが、機能が高度すぎてちょっとした機器の違いやOSの違いで、うまく作動しなくなるようです。また、別のクラスは全員が受験できない状況でした。不満続出。教員は慌てて対応していましたが、本部の一斉試験なのでなかなか解決しないようです。

 今日は無事に試験を受けられました。出来はあんまりよくなかったですね。私は試験というものに弱く、英語教員にはいつも「え、こんなにスコアが低い?なぜ?」と聞かれます。私は試験の攻略法をうまく使えた試しがないからでしょうね。IELTSは比較的、実力と誤差が出ないと感じるので、主に不器用なのが原因でしょう。でも、私はここでの試験の成績は何にも関係しないので、あまり心配はしていません。

 先週あたりから、課題も終えてしまったので、日本や海外での仕事を片付けていっています。気持ちも、学生から本職へスイッチしつつあります。年末から年明けにかけて、やるべきことはたくさんあって、また締め切りに追われる日々に戻るなあと思っています。久しぶりの学生生活はリフレッシュになりました。

 そして、「Master Chef: Professional」という、料理人が腕を競うというBBCの番組を英語字幕をつけてみるのが楽しみなのですが、こちらに来る前からよく見ていたインスタグラムのアイリッシュの料理人の動画を見ると、驚くことにほぼ全て聞き取れました。来る前は6-7割のリスニング だったので、はっきりと差があります。変なコーパスを強化してしまいました。

 ただ、それを考えると、自分の仕事の分野の英語の動画を英語字幕を観ていれば、かなり役に立つという実感も得られました。帰ったらネットフィリックスを契約しようかと思っています。もちろん、ぼんやりと料理番組を見るから楽しいのであって、シリアスな動画を毎日みるとなると、負担にはなるので続くのか不安、というのはありますが……